今回は下地について紹介したいと思います。
外壁塗装を行う前にまず、外壁状態を確認することが必要でありとても大事な作業になります。
外壁の状態を確認せずに施工に入ることは、塗装の剥がれの原因や、欠損などひび割れなど不具合が起きる可能性があるので必ず調査を行ない、下地補修を行います。
写真のように目で見てわかるような塗膜の割れ以外に、見た目ではわかない場合もあるので専用の工具で外壁を叩いて調査を行います。音で聞き分ける作業になるので見落としがないように何度も叩きます。
調査が終われば施工に入ります。写真に写る範囲の一部分ですがこれだけ塗膜が剥がれました。
剥がれた部分を見てみると、塗膜の下にヒビ割れが起きています。調査を行わないと隠れていて見えないヒビ割れになります。
ヒビ割れが深い場合は、目地を作りシーリングを行いヒビ割れがひどくならないように止めます。
この後は剥がれた部分と剥がれなかった部分の段差を消し、補修あとが目立たないようにし塗装して仕上げていきます。
外壁塗装を行うと見た目がキレイになり、見栄えがよくなりますが、調査をせずに塗り替えると痛んでいる部分を隠してるだけです。
施工前の外壁の現状を把握し、適切な下地処理を行い塗装工事にうつります。下地調査について紹介させていただきました、調査のご相談も受け付けております。塗装のことだけでなく、外壁に気に箇所などある場合はお気軽にお声掛け下さい。